2008年5月11日

iPod課金

HDDやフラッシュメモリ内蔵の音楽プレイヤーに対して、販売価格に、著作権料の一部を「補償金」として上乗せする「私的録音録画補償金」制度を適用する法案が提出されるそうだ。
「iPod」著作権料の課金案、一台数百円…メーカー側は反発



「利用実態を見ると(すでに課金対象となっている)MDなどと変わらない」という判断らしいが、MDやCD-Rなどは、コピーしたメディアを配布することも可能なので、機器に内蔵のメモリやディスクに録音するiPodを、利用形態という視点からだけで同列に扱うのは、おかしな話ではある。
ユーザはCDなりネットストアなりで楽曲を購入する際に、著作権料を払っているので、録音機器に課金されると言うことは、2重課金されることになる。
また、機器に録音するのは、著作権料が必要な楽曲だけではない。自作の楽曲を録音する、ボイスレコーダとして使う、また撮影した写真のバックアップストレージとして使う場合もある(私自身もこの使い方をするためにiPod Camera Connectorを購入した)。

そもそも、ジャスラックがこうして集めた作者不在の著作権料は、適切に著作権者に分配されるのだろうか?誰の楽曲が、どんな機器に何回録音されたかもわからないというのに、集めた金を、誰にどれだけ分配するのか決められるはずがないのではないか?
結局、ジャスラックの懐を潤すだけのことではないのか。

もっとも腹立たしいのは、この法案が「ユーザは楽曲を不当にコピーするに違いない」という前提で立案されているということだ。不当にコピーするに違いないから、その分の著作権料を前もって徴収してしまおう、ということなのだ。
おかしいじゃないか。「おまえは将来泥棒するに違いないから、先に罰金払っておけ。」といわれているのと同じことですよ。
あなた、納得できますか?
 

0 件のコメント: